経営の「幹」を強く、太く。
後継者のための
イノベーション創出講座
INO塾
講義形態:オンライン型式
INO塾とは?
INO塾とは後継者または経営者を目指す人のために、
講義とワークショップとホームワークで、経営における発展的イノベーションを学ぶ場です。
当講師は大手外資系企業や上場企業出身者などから構成されており、
かつ中小企業支援や事業承継の専門家でもあるため、
知識のみならず現場のリアルな実践的手法まで身に付けることが可能です。
事業承継にイノベーションが
必要となる理由
事業承継をきっかけとして新しい取り組みを始めた後継者は6~7割に上り、
過半数は業績を伸ばしています。事業承継はイノベーションの苗床であり、チャ
レンジ精神こそがその後の20年の推進力をもたらします。事業承継を会社成長
の機会とポジティブに捉え、後継者は次の弾を込めることが求められます。
- 業界破壊に負けない強靭な企業体質づくりを
- 業界の習慣やルールに縛られていると、調和を乱す事業者がある日突然現れて全てを奪い去って行きま
す。旧態依然としている業界においてはその傾向が強く、郵便局の独壇場を切り崩した宅配事業者、理容
店の概念を変えたヘアカット店、SPAでアパレルの流通を変えた衣料品小売りなどが顕著な例です。ゲー
ムチェンジャーに浸食されるのか自らがゲームチェンジャーになろうとするのか、後継者には常にその選
択が迫られます。
- ビジネスモデルの劣化による会社の衰退を未然に防ぐ
- 昨今、資産の内容が素晴らしく損益が今一歩という会社が多くなっていますが、資産の内容が素晴らしい
のは今まで稼いできたということで、損益が今一歩というのは、現在は稼げなくなってきたということで
す。これはビジネスモデルの劣化・会社の衰退を意味し、放っておくと資産の内容もボロボロになってい
き、次第に市場からの退出を余儀なくされてしまいます。
後継者がイノベーションを起こせない
4つの理由
-
- 自社の事業領域の枠を決めてしまう
- 自社の事業領域を限定してしまい、枠からはみ出すことのできない事業
者も存在します。例えば、「傘をつくる会社」から、「雨の日を楽しく
する会社」と捉え直せば、商品そのものも、提供のやり方も変わり
ます。 - しかし多くの事業者はその枠組みが再設定できないため、イノベーショ
ンが生まれないのです。
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- 成功体験がもたらす“ゆでガエル”
- 会社は事業が成功すると成功体験に慢心し、できるだけ変化を避け、長
く維持できるように注力します。それが知らず知らずのうちに、顧客ニ
ーズや環境変化への対応を愚鈍にさせてしまいます。 - まさに企業の成長を止める“ゆでガエル理論”です。ここから分かるよう
にイノベーションの最大の敵は過去の成功とも言えるのです。
-
- イノベーションをリスクと捉えてしまう
- 経験の無いこと、不明確なことは企業にとってもちろんリスクであると
言えるでしょう。そのため、リスク回避の面から、社内において様々な
方向から変わることを避けようとする圧力が働きます。 - そして変わらないことのリスクは非常に大きいにもかかわらず、イノベー
ションを起こすことのメリットを低く見積もってしまうのです。
-
- イノベーションの発想方法がわからない
- イノベーションへの意識や必要性を述べた書籍や研修は数多くあります
が、イノベーションの作り方を体系的に説明したものはほんのわずかで
す。 -
多くの企業においてどのようにしたら会社を変革できるか、そのノウハ
ウが経営者や組織に備わっておらず、その時のひらめきや運のようなも
ので済ませてしまっているのが現状です。意識や必要性は理解できても
やり方が見いだせなければ何もできないのは当然のことと言えます。
INO塾のここがすごい!!
自社の事業領域の枠をとっぱらう
INO塾で使用する新規アイデア発想・検証のツール例
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- 最新の経営手法を知るだけでは宝の持ち腐れ!
- 「シナリオプランニング」「デザイン思考」「ビジネスモデルキャンパス」など、イノベーショ
ンを起こすうえで必要な最新の知見を中小企業に合わせてカスタマイズ。
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- 「枝葉は枯らしても幹は枯らすな!」
- 跡を継いだ中小企業には技術、顧客、ネットワークといった有形無形の経営資源が「幹」として
既にあります。 - 中小企業のイノベーションはゼロからではなく、もともと持っているこの「幹」を活用すれば、
イノベーションだけでなくリノベーションすることだってできるのです。
-
- 頭をハック!中小企業経営者の思考を変えよう
- 企業の事業領域を“顧客の目”で見つめ直し広げていく。モノ売りではなくコト売りを目指しま
す。それにより新たなビジネスモデル(事業の仕組み)を作り直します。
以下、イノベーションには5つのエリアがあります。 - プロダクトイノベーション
(新製品や新サービスの開発) - プロセスイノベーション
(生産方式や生産体制の再構築) - マーケットイノベーション
(市場、販路や売り方の再構築) - サプライチェーンイノベーション
(原材料の調達方法や仕組みの再構築) - オーガナイズイノベーション
(人員体制や組織力の強化)
豪華な講師陣
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- 中小企業支援や事業承継のプロ集団!
-
知識だけでなく現場も知る豪華な講師陣が自ら講義を行うことで先進的な思考法やケーススタデ
ィが加わり、革新的な事業構想を可能にします。 -
- 講師経歴例
- 大手外資系コンサルティング会社
(アクセンチュア、EY)出身 - Saya-Bizセンター長
(狭山市ビジネスサポートセンター) - 大手人材開発会社出身
- 実家が中小企業であり、
イノベーション経験あり - ベンチャー(マザーズ上場)で
取締役COO経験あり
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- 成功体験だけでない”失敗談”も生で聞ける!
-
イノベーションを起こした経営者3名を迎え、背景や思考、具体的プロセスなどを聞いていただ
きます。成功事例やロールモデルだけでなく、失敗の本質に触れる機会を持つことで、具体的な
イノベーションのイメージがしやすくなります。 - さらに自分の会社において活用できるポイントを見い出し、革新へのメソッドを身に付けていた
だきます。 -
- ゲスト講師プロフィール
(登壇予定の経営者です。予告なく変更する場合があります) -
株式会社テラダイ代表取締役 寺園智樹
「ものづくり企業が、変化を楽しむという姿勢でアウトドアの世界へ」
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ファイン株式会社代表取締役社長 清水直子
「歯ブラシのメーカー事業に加えて、歯ブラシ製作のコンサルティング事業に挑戦中」
- ゲスト講師プロフィール
中小企業同士が”本気”で切磋琢磨!
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- 気づきを得るワークショップ
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イノベーション事例をもとにグループディスカッションし合うワークショップが毎回あります。
思考の実現化手法の習得や他者との思考方法の違いの気づきを得ながら、問題意識の捉え方や多
様な発想・ロジック、具体化するプロセスなどを学んでいきます。
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- 自社メンバーと一緒に参加可能
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経営者おひとりではなく社員の方々との共同参加も大歓迎。環境変化に対応するためには、経営
者だけが変わるのではなく、社員の思考を変える必要があります。 -
そのための経営者のリーダーシップの習得やビジョンの浸透を通じて、異なる価値観を生かし、
走りながら考える自律的組織の作り方を学びましょう。
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- 後継者のネットワーク
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同じ時間を共にして一つの議題を話し合うことで、目的意識をもった共通の仲間ができます。一
生涯付き合い、お互いに高めあう仲間として、これからの人生において心強いネットワークが出
来上がります。
監修者紹介
- 東條 裕一
事業承継センター株式会社 常務取締役
後継者塾塾頭事業承継士事業承継プランナー-
「売れる仕組みづくり」、「売れる営業体制づくり」のためのコンサ
ルティングが得意。16年間、損害保険会社で主に営業職を歴任。この
経験と知識やノウハウを活用して、日夜活動している傍ら、後継者塾
塾頭として1000名超の卒塾生を輩出している。
講師紹介
- 伊藤 眞理子
- 事業承継士経営コンサルタント
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大手外資系コンサルティング会社に23年勤務。
100社近くのイノベーションプロジェクト、ならびに企業再生プロジェクトを指揮。
- 実家の和菓子屋を事業承継し、和菓子業界と茶道を繋げたイノベーションを創出。現在は中小企業の事業承継プロジェクトを多数手がけている。 ベンチャーで取締役COOを務め、2017年にマザーズ上場させている。50社以上のベンチャーのバリューアップ、ならびにイノベーションのサポート経験がある国立大学法人 電気通信大学で「キャリアデザイン」講師も務めている。
- 小林 美穂
- 経営コンサルタント
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経営コンサルティング会社で事業変革手法を生かした多数のプロジェクトを経験後、現在は、狭山市ビジネスサポ―トセンター (Saya-Biz)のセンター長を務めている。
Saya-Bizは2019年4月15日に開所。3年間で500社、4100件の中小企業の経営相談を受けている。
- YYコンテスト(ユヌス・ソーシャル・ビジネスの学習と実践を両立するビジネスコンテスト)では、2012年以来のべ316チーム、約1,000人に向けてイノベーションセミナー講師を務めている。 九州大学の講義「ソーシャルアントレプレナーシップ」「新興国ソーシャルアントレプレナーシップ」の講師も務めている。
- 大島 麻由美
- 経営コンサルタント
- 世界No.1の大手人材会社で顧客の課題に合わせた共創、協働型コンサルティングを複数手掛けている。新規ソリューションの提案、構築、運用をメインにしている。特に教育プログラムをクライアントごとにゼロからカスタマイズしてお届けすることは強みである。
- 最近では「社外出向を活用した教育プログラム」がクライアントに採用され、研修プログラムの企画・構築とオペレーションチームの立ち上げ・運用・管理を経験している。 なお、本プロジェクトを元にした新サービスをイノベーションの一環としてローンチさせている。
受講カリキュラム
- 実施スケジュール
- 毎回 土曜日開催(全10回)
・教室開催日:13:00~17:00
・リモート開催日:09:00~13:00
- 目指すゴール
- ブレイクスルーするための「イノベーション思考回路」を身に着ける
※開催日ごとに開催形式が【教室開催】と【リモート開催】で、異なります。スケジュール一覧でご確認ください。
- イノベーションとは
- イノベーションとは「発展」。中小企業が持つもともとの力を生かしてさまざまな発展を生み出し、イノベーションを創り出します。事前に現状の事業計画書を作成、もしくはアップデートの上、ご参加ください。(A4用紙2~3枚/雛型あり)
回 | 日付 | 講義内容 | 講義内容の目的 |
---|---|---|---|
1 | 2023/9/30 【教室】 |
全体説明/リアルストーリー | ・イノベーションの定義を知る ・10回のスクールの全体像を知る ・リアルストーリー&リーダーシップ ・リアルストーリーから自社にどう繋がるか考える |
2 | 2023/10/21 【リモート】 |
イノベーションへのマインドセット | イノベーションに取り組む上でのマインドセットをしていきます |
3 | 2023/11/4 【教室】 |
未来洞察1 | 未来洞察の手法を学び、不連続な変化の時代における戦略策定や新たな事業機会の発見に活用する |
4 | 2023/11/11 【リモート】 |
未来洞察2 | |
5 | 2023/11/18 【リモート】 |
デザイン思考1 | ・「潜在的な課題・ニーズの見える化」をデザイン思考を通じて学ぶ ・プロモーションについて学ぶ ・プレゼンテーション講座 |
6 | 2023/12/2 【リモート】 |
デザイン思考2 | |
7 | 2023/12/16 【リモート】 |
デザイン思考3 | |
8 | 2024/1/13 【リモート】 |
デザイン思考4 (アイデアテスト)プロモーション/プレゼン講座 |
|
9 | 2024/1/27 【リモート】 |
プレゼン準備 | 最終発表会に向けて資料を作成する |
10 | 2024/2/10 【教室】 |
最終発表会 |
イノベーション戦略、ならびに事業計画を社外、社内に向けて発表する力をつける |
教室会場- 東京都港区芝公園3丁目5−8 機械振興会館 会議室 ※東京タワーの正面です!
アクセス
・神谷町駅から徒歩8分
・赤羽橋駅から徒歩11分
・御成門駅から徒歩11分
入塾料金
- 入塾料
- 30万円(税込33万円)
プレセミナー
Pre seminarプレセミナー(無料)
【テーマ】「後継者がもたらすべきイノベーションとは?」
- (開催日時)
- 2023年7月15日(土)
10:30~11:30 - 2023年8月05日(土)
10:30~11:30
- (形式)
- オンライン