右図の様に、うれしいお手紙を頂きましたので、個人情報等を伏せた形でご紹介させていただきます。
実はこの会社、社長が一代で築き上げた会社ですが、社長が病に倒れてから経営が厳しくなり、赤字が続いておりました。
経営再建でご支援させていただきましたが、今後の資金繰りを考えると、我々のシミュレーションの結果、一刻も早い撤退が現実的な方向性でした。
幸いなことに今は社長も元気でいらっしゃるので、余生を奥様と二人で気兼ねなく過ごしていただけるように、グループ会社へ店舗売却する方向でご支援をさせていただきました。
社長は、あと2年は頑張りたいとのことでしたが、このタイミングで売却を実施できなければ、累積赤字と多額の負債により店舗だけでなく自宅マンションまで売却せざる得ない状況でした。
しかし、今回のご支援で自宅マンションはそのままに借金も完済して、余生を楽しく過ごすだけの顧問報酬も確保しながら、これからの人生をご夫婦二人で旅行に行ったりできる夢を残せることになりました。
店舗は若いグループ会社へ売却したことで、お客様には迷惑をかけず事業を引き継ぎ、自宅の売却は逃れられ、余生を楽しく過ごせる希望も得られたということで、まさに、厳しい現実から一転してハッピーリタイアへと向かった支援でした。
ご支援の途中、創業社長にとっては厳しくつらいことも申し上げ大変恐縮ではありましたが、結果的にこのようにうれしいお言葉をいただけたことは、我々中小企業診断士だからこそできる事業承継支援の社会的使命を感じました。
今後とも、節税や相続のテクニカルなご支援だけでなく、ひとりの人としての人生を応援するご支援をさせていただくよう、役員スタッフ一同邁進してまいります。
皆様方にも、どうぞ、よろしくご支援、ご協力の程お願い申し上げます。