機械振興会館で開催している事業承継センターの自主セミナー、第17回目は税理士・事業承継士の田中一氏がお話しします。
「事業承継の全体像と個別対策のバランス」
「事業承継」と一言で言っても、そのとらえ方は人により、会社により様々。
そのため、「事業承継対策」についても、その内容は、もっぱら株価対策・相続税対策であったり、後継者教育であったり、さらには後継者不在の場合のM&A提案であったり様々あると思います。 そして、それらは基本的には個別対策にとどまっている場合も多いのではないでしょうか。
社長は、これらの個別対策提案の中から、適時に最適な対策を、それぞれ選択し、実行していく必要があります。 しかし、大多数の社長にとって、事業承継の経験は、後継者として事業を引き受けたことが1度あるだけではないでしょうか。 このような状況で、社長が一人だけで、事業承継全体を俯瞰して、いつどのような対策をすべきなのか、計画的に組み立て、事業承継を設計することは難しいと考えられます。
そこで、今回の勉強会では、事業承継士の方々が、全体最適な事業承継をコンサルティングする際の参考としていただけるように、複数の実例をベースにして、事業承継の全体像と個別対策のバランスを考えてみたいと思います。
※本セミナーを受講すると、事業承継士の継続ポイント2pが加算されます。
開催概要
日時 : | 2016年6月28日(火)15時00分~17時00分 |
講師 : | 田中 一 氏 (税理士法人タックスウェイズ 代表社員/アルファ財産コンサルティング株式会社 代表取締役) |
場所 : | 機械振興会館 詳細は改めてお知らせします。 ( 東京都港区芝公園3-5-8) |
参加費 : | 一般:4,000円(税込) 事業承継士:2,000円(税込) ※当日会場にてお支払い下さい。 |
定員 : | 30名(定員になり次第締切) |
講師プロフィール
田中 一 氏
税理士法人タックスウェイズ 代表社員/アルファ財産コンサルティング株式会社 代表取締役
税理士・事業承継士/宅地建物取引士・CFP®
【世代を結び100年をつなぐ税理士】
【100年企業創りトータル・プロデューサー】
大学卒業後、国税専門官として税務署に勤務。 税理士試験に合格後、大手税理士法人で、オーナー社長の事業承継対策を担当。 バブル景気崩壊の局面にあって、新規の事業承継対策と従来の事業承継対策の見直しの両方が必要となるなど、新旧取り混ぜて実務で吸収しなければならないことが多く、充実した毎日を過ごす。同時に、創業4百年を超える老舗企業をはじめ、100年企業を目指す会社の仕事に携わり、「世代を結び、100年をつなぐ」ことの意義を学ぶ。 その後、M&Aアドバイザリー業務を行う会社に転籍し、M&Aを活用した事業承継なども経験。 2005年、所属する部署がマネジメント・バイアウト(MBO)という形で独立するも、リーマンショックの影響で、M&Aの業務は大幅減少し、撤退。突然、人生の岐路に立つ。 この経験から、会社が継続していくことの大切さと会社を継続することの難しさを、自分事として再認識でき、3百数十万社の日本企業が100年を超えて継続できるようサポートをすることが天命と独立を選択。 100年企業を創る社長と社員のパートナーとして2020年までに100年企業100社創出することをミッションとして奮闘中。
開催場所
お申込み方法
チラシをダウンロードしてFAXにてお申込みいただくか、以下のフォームにご記入の上お申し込みください。