路線価が発表されましたが御社は大丈夫ですか?|事業承継センター「メルマガ」第66号

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発行日 :2014年7月22日

いつもお世話になっております。事業承継センターメルマガ編集局です。

7月1日、国税庁から、相続税や贈与税の計算基準となる2014年分の
路線価(1月1日時点)を公表されました。

全国平均は前年より0・7%下落したものの、金融緩和で投資資金が
集まる都心で再開発が続くなど、リーマン・ショック前の2008年
以来6年ぶりに上昇だそうです。

上昇は前年の2県から8都府県に増え、首都圏の神奈川、千葉、埼玉にも
広がったということですので、東京、神奈川、千葉、埼玉で相続・贈与が
控えている方は要注意ですね。

ちなみに、路線価日本一は、29年連続で東京・銀座の文具店「鳩居
(きゅうきょ)堂」前で1平方メートルあたり2360万円だそうです。

みなさんも、もう一度、路線価の影響が自社の株価にどう影響
するか、計算してみてはいかがですか?

ということで、今回は以前お伝えした、株価の計算方法について、再度
弊社副社長の金子からお伝えさせていただきます。

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【今週の特集】
路線価が発表されましたが御社は大丈夫ですか?

【事業承継センターからのお知らせ】

▼【8/29事業承継セミナー】家系図からわかる相続のリスクと対処法

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今週の特集
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ここでは、「純資産価額方式で評価する」簡易的に計算する方法をお伝え
します。

まずは、決算書をご用意ください。

決算書の中に貸借対照表に「純資産の部」という項目がありますので、
これを発行済株式総数で割ったものが株価です。

えっ、たったそれだけ?と思われる方も多いと思いますが、基本的には
これだけです。

ただし、以下の2つの勘定科目がある場合は、要注意です。

1つは、“土地”です。

土地は路線価という価格で評価しますが、国税庁のホームページで住所を
入れると調べることができます。

http://www.rosenka.nta.go.jp/

例えば、“港区芝公園3丁目”という住所地で検索しますと、土地が接する
道路に「1,130C」というような表記がありますので、これに土地面積の
80㎡を乗じて、1,130千円×80㎡=90,400千円となりますので、決算書の
数字との差額分を「純資産の部」に加減してから計算してください。

もう1つは「積立保険金」のような項目がある会社は、解約返戻金が
いくらかを保険会社にお聞きください。
その数値と決算書の数字との差額分を「純資産の部」に加減してから同じく
計算してください。

たったこれだけで、簡易的な株価が計算されました。

ただし、自分の会社が従業員100名以上の会社だったり、業種にもよりますが
年商20億円以上の会社の場合はまた違った株価の計算方法がありますが、
だいだい“純資産価額方式”の計算の3~8分の1程度と考えておきましょう。

路線価が上がれば、当然株価もあがり、相続・贈与時の負担も上がります。
よくよく時期を考えなければなりませんね。

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事業承継センターからのお知らせ
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▼【8/29事業承継セミナー】家系図からわかる相続のリスクと対処法

事業承継センター副社長の金子が、川崎市産業振興財団でセミナーを開催
いたします。是非ふるってご参加ください。

「遺言を書いたことがないし、これからも書くつもりがない」
「土地建物・現預金・株式をすべて均等に分けようと思っている」
「会社を継いでくれる後継者だけにすべての財産を遺そうとしている」
「こども達の仲が悪く、喧嘩が絶えない」
「自分のように少ない財産では争族は起きないと思っている」

会社の経営者がこんなことを考えているとしたら、ちょっと危険かもしれ
ません。

仲の良いご家族が、相続を機に突然崩壊してしまう、なんてことも起きて
しまうのです。

会社を発展させていくためにはご家族の理解と協力があってこそなのです。

日時 :2014年8月29日(金)14時00分~16時00分
講師 :金子一徳(弊社取締役COO)
場所 :川崎市産業振興会館9階第1研修室
参加費 :3,000円
定員 :限定24人(定員になり次第締切)

お申込み、詳細は以下まで
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