事業承継が迫っている後継者の方へ

会社を継ぐこと、その本質を知ってほしい

~あなたは会社の何を知っていますか?~

prod-4創業者にとって、現社長にとって、会社とは人生そのものです。
イチローが4000本安打を達成した時に、「4000のヒットを打つには、8000回以上は悔しい思いをしてきた。誇れるとしたら、それと常に向き合ってきたこと」と言いました。この言葉に自分の人生を重ね合わせた経営者は多いのではないでしょうか。
たくさんの悔しい思い出と、ほんのちょっとの嬉しい思い出があり、そのちょっとの嬉しさを得るために、突っ走ってきた人生、積み重ねてきた歴史。常に不安を抱え、押しつぶされそうになりながら、会社をここまできりもりしてきました。

 

あなたは、それを引き継ぐ立場です。もしかしたら、会社としてダメな部分も見えているかもしれません。でも、その苦労や歴史を理解した上で何をすべきかを考えてください。
引き継ぐべきDNAは何か。
「自社はどのような経緯で創業し、何を目指して現在に至っているのか。」
「お客様、社員、取引先が自社に何を求めており、どこを認めて付いてきてくれるのか。」
これらを知ることで、会社を引き継ぐという本質が見えてくるはずです。

 

会社を存続させるために、今を知ってほしい

~あなたは、会社の今を語ることができますか?~

後継者塾塾頭東條裕一会社は生き物です。厳しい環境にさらされながら、常に変化してきました。今の形が望むべきものだったのか、それとも少しズレた形になってしまったのか・・・。たぶん多くの会社は、完全に望んでいた形にはなっていないのではないでしょうか。
どんな形になったのであれ、大切なのは、会社の今をしっかりと認識することです。顧客のこと、競合先のこと、組織のこと、従業員のこと、売り場のこと、工場のこと、お金のこと、などなど。

 

微細に至るまで知る必要はありません。経営者として求められるのは、それらを俯瞰できる能力を持つことです。虫の目でなく、鳥の目で見られるようになることなのです。
「要するに、今の会社はどういう状態なのか」
「結局、何が課題なのか」
これらを認識することが、会社を存続させるために必要なのです。

 

会社を成長させるために、未来を語れるようになってほしい

~あなたは、会社をどうしていきたいですか?~

ワークショップの後継者たち「オレが会社を変えてやる!」とても素晴らしい意気込みだと思います。しかし条件が付きます。引き継ぐべきDNAが定義でき、会社の現状が俯瞰できているならです。
この二点をおさえたうえで、将来のビジョンを語れるようになりましょう。ビジョンとは、自分本位のものであってはなりません。近江商人の言葉に、「三方よし」というのがありますが、会社のビジョンも、この思想を意識するようにしたいものです。

 

「お客様が期待する、自社の将来のあるべき姿とは」
「従業員が期待する、自社の将来のあるべき姿とは」
「取引先が期待する、自社の将来のあるべき姿とは」
そして、
「次の経営者である自分が期待する、自社の将来のあるべき姿とは」
これらを語れるようになることが、会社を成長させていくために重要なのです。

 

後継者に対して、当社ができること

~あなたと共に歩んでいきます~

会社の状況は千差万別です。当社は、決まった枠組みにはめるような支援ではなく、状況をとことん理解して、貴社に合った後継者教育をしていきます。
そして、
会社を継ぐこと、その本質を知ってもらい、
会社を存続させるために、今を知ってもらい、
会社を成長させるために、未来を語れるようになってもらいます

1.コンサルティング

弊社の一番強い部分です。市場の状況、会社の状況、後継者の現状を十分に分析したうえで、定期的に貴社に訪問し、現経営者の持っている知的資産(経営ノウハウ、人脈など)を移転していきます。また、将来の会社のあるべき姿を見出して、会社の共通目的とし、戦略立案、組織変革、マーケティング戦略、生産管理改革などに繋げていきます。事業計画の作成も支援いたします。

2.後継者塾

弊社の後継者塾は、単に知識を詰め込むような塾ではなく、共通の課題に対して意見を出し合うグループワークや、学んだことを自社に置きかえる宿題があり、課題図書も出ます。かなりハードですが、経営者としての能力を研ぎ澄ますことができます。

◇後継者として、こんなことでお悩みでありませんか?
・経営の知識やノウハウがまだまだ足りない。
・古参の社員以上の実力を示さなければならない。
・現社長に頼ることなく成長できる礎を築きたい。

◇後継者塾では、以下のことを目的としています。
①自社のことを、とことん知る
・実践的な経営を学びながら自社に置き換えることで、自分の会社を徹底的に「見える化」する。
②考え方を知る
・情報の整理の仕方、課題解決に向けた思考のやり方を知る
③仲間をつくる
・同じ悩みをもつ後継者、経営者として、気軽に相談できる仲間をつくる

後継者塾の詳しい内容は、【後継者塾】をご覧ください。